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名前: tulala
2008年6月13日 (金)
月曜日

何を――

何をいったい――

そんな風にもじもじソワソワしてるのよ?

ジャマよ、ジャマ!

こんなところでウロウロしてたら、
目障りで仕方ないじゃない!

今日はただでさえ気温が上がって、
夏みたいなのに――

そんな見苦しい顔しちゃって、
暑苦しいってゆーの!!

アナタがこんなところでウロウロしてたって、
なーんにもならないでしょ?

――ん?

星花?

今頃、1人で部屋にこもって返事でも書いてるわよ。

あのコヤマクンとやらにね!

あのね――霙姉様がなんて言ったって
あれが――タダの呼び出し状なワケないでしょ?

立夏と夕凪がやたら盛り上がって
コーチするとか言ってたけど――
返事くらいはがんばって1人で書くって、
顔――赤くしてたから。
まったくこんな時までまじめなんだから――

フフン――気になる?

さぁ――
どんな返事を書くのかしらね?

まったく――

麗じゃないけど、オトコって生き物は
ホントろくでもないわよね?
小学校4年生くらいで色気づいちゃって――
バッカみたい!
まだ人生一ケタしか生きてないオトコに
星花ちゃんの何がわかるって言うのよ!

もう、決めてるの。
月曜日は学校さぼってこっそりついてって、
いざとなったら、私がちゃんと――

……

いーのよ!
だいたい星花は相手とちゃんと話した覚えすらないらしいから。
だいたい関羽様命の星花が――
まだヒゲも生えてないような
男の子なんて相手にするわけ無いでしょ?

……

あら――気が合うわね?
アナタも行きたいの?

うん♥

いいわ、下僕――それはいい心がけ。

私が特別に月曜日の同行を許可します♥

この土日にはせいぜい体を鍛えておくように――

いいわね?