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名前: mari
2008年7月16日 (水)
あっつーい!

あついあついあついあついあつ―――いっ!!

もう、耐えられないわ、この暑さ!

いったい何事が起きたっていうの?

もう――フェルゼン、なんとかしてっ!!

まったく、夏って前からこんなに暑いものだったかしら――
もう信じられないわ。
去年はまだそんなに暑くなかった気がするんだけど――
気のせいかしら?

それとも――年のせい?

ああ、マリーはもうすっかりお姉さんになって、
夏の暑さがしみじみわかるようになってしまったのね♥
さくらや観月がなんだか
いつもよりもかわいらしく思えるわ――ああ。

オトナになるって――
イイコトばかりじゃないのね。

――あ。
そういえば――
ねぇ、わたくしの愛しいフェルゼンは――
暑くないの?
やっぱり――暑いわよ、ねぇ?

フェルゼンは本当はマリーより
ずっとずっとオトナなんだものね?
ま、たまに――とーってもお子ちゃまの時もあるけど♥
そんな時は――マリーがなでなでしてあげる!
……から、いいとして――

――うん。
こんな時は――やっぱり。
そう――なんたって“気晴らし”が大事よね?

ね、知ってる?
人生っていうのはね――
長~い時間をかけた、大いなる暇つぶしなのよ♥
タイクツよ、去れ!
何か楽しいことをするためだけ、
私の気分が良くなることをするためにだけ――
時間は存在しているの!

だから――

ね、フェルゼン。
今日は――みんなで一緒に水風呂しちゃいましょう!

大丈夫、恥ずかしいコトなんてちっともないわよ、
家族だけなんだし。
アヒルのぴよちゃんだってもちろん、連れていくし。
きっとみんな大喜びよ?

さっ、早くお風呂ために行きましょう――