page: post-167.html
名前: wata
2008年7月25日 (金)
蛍お姉ちゃん

蛍お姉ちゃん――もう元気になったかなぁ?

ユキは――いつも蛍お姉ちゃんにはいーっぱい
おせわになってるのに――
こんな時、なんにもできなくて……
悲しいです。

せめてお顔だけでも見に行きたいのに、
うつるとイケナイから、ユキだけはお部屋に行っちゃダメって、
海晴お姉ちゃんが――。

本当に、ただの夏風邪だといいんだけどな……

ユキはちょっぴり心配です。
だって、ユキはいつも夏風邪を引くと――
なかなか直らなくて、そのまま肺炎になっちゃったり――
しちゃうときがあるから。

あ――でも、こんなこと言ってたらいけないですね。

蛍お姉ちゃんはいつもとっても元気で明るくて、
ご飯を作ったり、お洗濯をしてくれたり、
いつもユキたちの面倒をとってもよく見てくれる
優しくて頼れるお姉ちゃんだもの!
きっと明日の朝になったら――いつもみたいに。
「もう元気元気!」って――
笑いながらチカラコブ、して見せてくれますよね!

さっき、春風お姉ちゃんも言っていたもの。
昨夜から少し微熱が出ただけで、
もうお熱もないし、蛍お姉ちゃんは意外と元気で
ダイジをとって1日休んでるだけだから、
明日には元気に起きてくるよって――

ユキね、
蛍お姉ちゃん――きっとちょっぴり、
連休のプールで疲れちゃったんだと思うの。
荷物とか、お弁当とかおやつとか――
何日も前から張り切っていろいろ準備していたし、
波のプールで、あんなに流されちゃったし――。
蛍お姉ちゃんね、“つなみタイム”なんていうのがあるって
知らなかったんですって。
おまけに――泳げない蛍お姉ちゃんは、
浮き輪の穴にすわるみたいにしてすっぽりはまって、
1人のんびりお昼寝気分で
小さな波にユラユラって揺られながら
目をつぶって浮かんでいたから――

気がついたときには目の前に大波で――
おしり、抜けなくなっちゃったんですって。

ああ、ユキも聞いただけでもこわいです……

髪の毛までびしょ濡れになった蛍お姉ちゃん――
「失敗しちゃった、エヘヘ♥」って笑ってはいたけど――
やっぱり少し青い顔をしていました。

いつもお家のコトしたり、チビちゃんたちの面倒を見たりして
大忙しの蛍お姉ちゃん。
たまには、どうかゆっくり休んでください――

明日はユキもお手伝いできるだけがんばります!