page: post-252.html
名前: hubuki
2008年11月21日 (金)
トンスラ

エラトステネスが
シエナの井戸で見つけたように――

最小限の重要な
事実の上に――

現実の道を一歩一歩、
足を動かして歩くことを
しなくても――
まるで私たちが
飛行機に乗り、空を飛んで
目的地に着くように――

頭の中だけで――
確かな答えを導くことが出来る

数学は――

とても美しく楽しい学問です。

キミは数学は――
好きですか?

ピタゴラス音階や黄金比――

数学のエレガントな有用性を
示すエピソードは、
古来無数にあります。

数学の素晴らしいところは――
複雑な関数も、簡単な足し算も、
それらが全く同等に数学であることには
かわりがなく――
しかも、そこには常に――
回答が存在するところです。

私は答えのでない物事が好きではありません。

抱いた疑問が意識のどこかに残っていると――
常にそのことが気にかかってしまい――
考え続けてしまうので。

どうも――脳が過活動をし続けて
しまうように感じるのです。

今日も――
そんな問いに巡り会ってしまいました。

夕凪姉が言ったのです。
「はっぴーらっきーはねむーん♪
お兄ちゃんは夕凪のみらいのおむこさん~♥ 」

キミは――
私たち姉妹の
兄、そして弟ではないのですか?

考えてみれば――

ヒカル姉は――
キミの姉?
それとも――弟?

ああ――

……

ひたいの内側に熱を感じます。
まるで頭頂部に強い熱気がたまって、
圧が高まっているような――

……