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名前: ulala
2009年6月 1日 (月)
今日から6月。

年度の終わりには、いつも悲しいことが待ってるの。
1年に1度のダイヤの変わり目。
そして悲劇は――こんな年度が始まったばかりの
月の変わり目にも。

組織や会社のやることはいつも。
カレンダーに支配されてる。

ねぇ、アナタも思うでしょう?

踏切って――

この世にこれ以上――

ロマンティックなモノなんてないって。

だから、大切に大切に――
しなきゃいけないのに。

日本一長い、拝島の踏切――。

昨日、ついに終わっちゃった。

初めての――

私の初めての――

キス……は。

きっと踏切の真ん中。
中州の保線車両の前で――
オレンジ色の夕日に照らされながら、
踏切のカンカン鳴る音に急かされて、
死ぬほど心臓がドキドキしながら、
うんと切なく熱くロマンティックな雰囲気の中で――

って。

そう思っていたのに――

……

バカ!

相手はアナタなんかじゃないわよ!!

何考えてるの?
この無神経っ!!

バカ! あんたなんてキライ!!

私のコイビトは105系だってば――