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名前: wata
2009年10月 8日 (木)
お兄ちゃんがいてくれたから

昨日の夜から
すごい嵐で――

本当に
こわかった――

こうして今、
思い出しても
少しだけ――

胸が
ドキッと。

……

してしまいます。

なんだか
息が苦しくなって――

……

あっ、
いけない、
こんな事考えてたら
きっとまた
ユキ、具合が悪くなって
きちゃう!

せっかく、昨日の夜は、
お兄ちゃんがいてくれたおかげで――

安心して眠ることができたのに。

うふふ♥

お兄ちゃん、本当に
昨日はありがとう――

夜中の大きな雨の音で
起きちゃったユキのこと、
とってもやさしく
ギュってしてくれて――

ユキ本当に本当に
嬉しくて――

本当はね、目にいっぱい
たまってた涙の粒、
たったの1つだって、
ほっぺたにこぼれて落ちちゃう前に――

すっかり安心して、
ニコニコの笑顔になっちゃった!

こんな嵐の夜は――ユキ、
初めて。

ユキ、病院にいたときにすごく
夜の嵐がこわくなるようになって、
このままずっと夜が明けないんじゃないか、
ユキのお病気も同じようにずっとずっと
治らないんじゃないかって
思っちゃうようになってから
ずっとずっと――

嵐の日の風の音を聞くだけで、
眠れなくなって――
胸がドキドキしちゃうようになっていたのに。

お兄ちゃんがいるって――すごいの♥

おまけにユキが眠れるまで
ずっと一緒にいてくれるって――

ユキ、お兄ちゃんのこと
大好き♥ ♥ ♥

これからは、嵐の夜も――
お兄ちゃんと一緒にいられるって思っちゃう、
嬉しいドキドキの日になりそうです――