page: post-509.html 名前: tulala 2009年10月30日 (金) 自分が嫌い。 ![]() |
ごめんなさい。 こんなつもりじゃなかったの―― …… なんて、今さら言っても うん。 自分が1番よくわかってる。 私って―― …… 結局いつも。 なんだかタイミングの悪い女なの。 ユキのためにって思ったことだって …… バカみたい。 ユキのこと、こんな風に 優しくて、頭のいい子だから。 でも、だからこそ――。 あんな体に生まれついてしまって、 誰よりも辛い運命を背負っているのに なんでこう―― ユキは私みたいに短気でわがままで そんなユキにこんな心配かけちゃうなんて でも、いくら私がそう思ったって。 …… 正直に言うわ。 ごめん――と、ありがとう。 私のユキを守ってくれて。 私、ユキはもう―― …… やだ。 ぐすっ。 もうやだ―― こっち見ないで。 …… そのまま後ろ向いててよ。 …… 背中――借りるわ。 ああ―― …… もう少しだけでいいから |