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名前: tulala
2009年12月18日 (金)
もう、おしまい。

クスリは全部――
飲み終わったし。

隔離生活も――
これでおしまい。

ようやく――
日常に戻ってきたわ。

だから――

あそこで
あった出来事は――

……

もうすっかり
忘れたわ。

きっと――
インフルエンザの
高熱が見せた――

悪い夢よ。

下僕とあんな――

……

まさか、この私が――

……

病気の時は
誰だって
少しは心細くなるものだし。

あんな――
あんな夢を見たからって
それはきっと
私のせいじゃないわ――

下僕もきっと
もう忘れてるに
決まってる。

もちろん――
そう、よね?

下僕はあの時
1番熱が高かったんだし。

もし覚えてたら――
許さない。

処分してやるから。