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名前: nijiko
2010年2月14日 (日)
8:00 おはようバレンタイン

おにいちゃん、おにいちゃん!

おーきて、おきてっ♪

あさですよ~♥

えへへへへへへっ♥ ♥ ♥

ほら、みてみてみて!

おにいちゃんの
ちっちゃな
にじこちゃんが――

お・は・よ・う・さんの♪
バレンタイン~~♥ ♥ ♥

きょうのおめざは
チョコレート。

あまくておいしいチョコレート。

ちょっととけてるけど――

……

もうたべる?

いまたべる?

すぐ――たべる?

そしたら、にじ――

あーんしてあげるっ♥

にじこのチョコ、
あーんってたべたらね、
おにいちゃん、
にじこのことも、むしゃむしゃむしゃ♥
ぜーんぶもぐもぐたべちゃうの!

おにいちゃん――
まだねんねしたままでいいよ?

はい、あーん♥

今日は、さむさむ。
おふとんあったかで――
イイきもちでしょ?

うふふっ♥

にじこもいっしょに
入っちゃう?

きゃ――
あったか!

いいきもち♥

にじこ、もうたべられて、
おにいちゃんのおなかの中に
入っちゃった!

えへへ♥

おにいちゃんのおなかの中、
とってもとってもいいきもち!

にじ、カンガルーさんみたい?

ふわぁ~あ。

にじ、またおねむさんになってきたよ――

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名前: tulala
2010年2月14日 (日)
8:30 起きろ!

ちょっと――
もう!

いつまで寝てるのよ、
このアホ下僕!

今、8時半よ?

いくら日曜だからって
ちょっとネボケすぎじゃない?

だいたいご主人様より
下僕の方が遅くまで寝てるって
なんなのよ!?

おかげで、蛍ちゃんに
起こしてきてって使い走りに
させられるし――

アナタのせいで
朝ご飯がいつまでたっても
終わらないでしょ?

よりによってバレンタインの朝の
メニュー担当が蛍ちゃんなんて、
どうせとんでもないメニューに決まってるから
起きたくないっていう気持ちはわかるけど――
1人だけ逃げるのは卑怯っていうものだわ。

あ――

朝から気分悪。

この私が下僕の部屋に
起こしに来なきゃいけないなんて。

だいたい、そんなにわざとらしくもっこり
ふとんひっかぶっちゃって、何?

抱き枕でも隠してるわけ??

ほら、どうせ、もう起きてたんでしょう?
寒くてベッドから出たくないだけよね。

まったく、しようのない寒がり。
仕方ないから、ほら。

あっためてきてあげたわよ。

あなたの――着替え。

言っておくけど、下僕のため
なんかじゃ絶対絶対――

ないからね!?

ただ、私は蛍ちゃんに頼まれた任務を
遂行するために――

……

ほら!
もう、観念して
さっさと起きたら?

いい加減にしないと――襲うわよ?

アナタは知らないだろうけど――
私に襲われたらタイヘンなんだから。
脱がされるくらいじゃすまないわ。
もう、この頭脳の思いつく限りの
あんなことやこんなことや辱めを――

……フフ♥

だからそうされたくなかったら、
さっさと起きて。
ついでに渡すものもあるんだし。
ホラふとんを―――

……

はぁっ!?????

虹子!!??

何で虹子がこんなところに――

おまけに2人とも口の周りがチョコだらけ――

……

バカ!!

バカばか!!!

もう知らない――


page: post-582.html
名前: kosame
2010年2月14日 (日)
9:30 プロポーズなんて

お兄ちゃん――
おはようございます!

もう朝食はお済みになりましたか?

不思議な――日曜日ですね♥

こんな風に――お兄ちゃんがいてくれて。

今日はバレンタインのイベントデーです!

ウフフフフッ♥

小雨はなんだかとってもうれしい――♥ ♥ ♥

だって、せっかくのバレンタインなのに
夕方しか一緒にいられないのは
つまらないし――

お兄ちゃんはきっと学校でも
とっても人気があるから、
もしバレンタインデーが平日だったら、
学校のこととか帰り道のこととか、
きっといろんな女の子から
チョコレートをもらうんじゃないかなって
思うと少しドキドキして悲しくなるし――

……

こんな小雨は、やっぱり――
独占欲の強い、いけない子でしょうか?

ごめんなさい――

でも――でもでも、やっぱり。

小雨は――こうして家族で
お兄ちゃんを1人占めできる
こんな日曜日のバレンタインデーが
とってもとっても嬉しいんです!

ウフフッ♥

それに、今年のバレンタインデーは特別に、
お兄ちゃんに――

あ、あ、あ――愛の告白を――

――きゃっ、恥ずかしい♥

……

でも、みんなで決めたことですものね!

きっと下手っぴですけれど、小雨も
一生懸命に努めさせていただきます!

あの、

あの――

お兄ちゃん。

小雨はお兄ちゃんのことが大好きです!

――って、そんなこと、今さら
知ってますよね――

あ、あの――でも、本当に――すごく好きで、
ずっとずっとこうして一緒にいられたら――

って、いつもいつも想っています。

お兄ちゃんの妹であることが
小雨の1番の誇りです♥ ♥

だから――もし。

いつか。

法律が変わって、きょうだいでも
結婚できる日が来たら――

小雨は1番に、
お兄ちゃんのお嫁さんに
なりたいです♥

なんて――

えへへへへっ♥

どうしよ、言っちゃった――
恥ずかしいです――


page: post-583.html
名前: mituki
2010年2月14日 (日)
10:30 なんじゃ!

ややや!

兄じゃではないか――

なんと。

こんなトコロにおったとは。

先刻――氷柱姉じゃに会うたのじゃが、

兄じゃは今日がバレンタインデーなのに
誰もチョコをくれないことを悲観して、
この家を出て行った、と――

奇妙なことを言うておったので、
心配しておったのじゃ。

氷柱姉じゃは――やたらといきりたって
あんな外道はチョコをもらえなくて当然だ、
だいたいなんだって家族の間でチョコを
あげなくちゃいけないんだ!
あんなヤツはそもそも家族なんかじゃない、
いなくなってせいせいだ!

などと――いろいろと矛盾したことを
言うておったが。

また――なにか、
ケンカでもしたのか?

フフフ♥

まったく――わらわ達は
仲良き兄じゃと姉じゃをもったものじゃ!

うむ。

わらわが兄じゃを探しておったのは、
もちろん――兄じゃに

この良き日の贈り物を渡すためと――

プロポーズをするためじゃ!

クフフフ。

兄じゃは――プロポーズとは何か
知っておるか?

ほうほう、お利口さんじゃのう――♥

そうじゃ、オノコとオナゴが――
行く末を固く契ることじゃ。

1度契ってしまえば――
後戻りはできぬぞよ!

それでも、兄じゃは――
わらわと契りを結ぶや、否や?

決心はいかに――。

フフ。

まあ、そうは言っても
わらわの気持ちは決まっておるがの♥

我が家の一員以外に、
わらわのオーラに耐えられる者はおらぬ。
生半可なオノコではその身を
焼かれてしまうであろ。

じゃから――我が家に
オノコが生まれ出たことは
まったく僥倖。

天の配剤じゃ。

ホレ、見よ、
こうしてキュウビも――
祝福しておる。

わらわはまだ5歳じゃが――
ゆくゆくは子孫を残さねばならぬ。

兄じゃとわらわの契りは
運命なのじゃ――!!

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page: post-584.html
名前: yuna
2010年2月14日 (日)
11:30 ぷろぽりす?

ゆ~なのゆっの字はっ、
優雅のゆ♪

ゆ~なのうっの字はっ、
うなぎのう♪

ゆ~なのなっの字はっ、
なだれのな♪

ゆ~なのアイは~
山より高いっ♥♪

えへへへへ――♥

ついにきちゃったね~、
お兄ちゃんっ♥

お兄ちゃんが夕凪のケッコンのマホウを
かけられちゃう日が――ししししし♥

なんかね、
今年のバレンタインは
みんなでお兄ちゃんに
プロポーズ競争するんだって!

クスクスクス――たーのしそう♥

最初、夕凪ってば、聞き間違えて
プロポリスのことかと思って
びっくりしちゃった!

だってさ――最近麗お姉ちゃんが
プロポリスに凝ってるんだけど。

アレってめっちゃくちゃ、
苦くてクサーいんだもん!!
プロポリス競争だったら夕凪、
絶対負けちゃうよ。

あんなの舐められるなんて、
やっぱ麗お姉ちゃんってば、
ぜーったいどっかおかしいんだよ。

夕凪知ってるよ!
そういうの――「エム」っていうんだよね?

「エム」って――
苦いのが好きな人ってコトかな?

……

ま、いいや!

よぅし――じゃあ、これからが本番!

お兄ちゃん、ちょっとちょっと――
しゃがんでみて。

うん。

夕凪の顔とお兄ちゃんのお顔が
同じ高さになるくらい。

そいで――目ぇつぶって。

ちゃんとつぶった?
――うん。

じゃ、いくよっ?

はっぴーらっきーはねむーん♪
ゆうなのかわいいさくらんぼ!
ぷにぷにふわふわぴんくいろ!
おにいちゃんのクチビルうばっちゃえ♪
ちかいのしるしはえいえんに――

ちゅう~♥ ♥ ♥


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名前: sora
2010年2月14日 (日)
12:30 もぐもぐごっくん

もぐもぐ、
ごっくん。

もぐもぐ、
ごっくん。

きょうのごはんは

くるくるちょこぱん、と
にゅるにゅるぐらたん。

でざーとはいちごみるく。

そら、
もぐもぐ、
とってもじょうず!

みて!

おくちのなか、
もうからっぽ!

それなら――

おにいちゃん、
そらのこと、

だーいすき?

そら、えらいこ、いいこ、
――だもん!

そら、おにいちゃんすき。

だいだいだいだいだーいすき。

ちょこぱんよりすき。

だから、おにいちゃんに
そらのちょこぱん、
あげる。

だいすきのぱん。

ぼうしになるよ!

かぶせてあげる~♥


page: post-586.html
名前: wata
2010年2月14日 (日)
13:30 幸せに暮らすこと

はい♥

ユキの大切な大切な
お兄ちゃんに――

バレンタインのプレゼントです!

受け取って――もらえますか?

ユキのほんの気持ちです♥ ♥ ♥

気に入ってもらえるといいな!

――ドキドキ♥

今年は海晴お姉ちゃんの提案で
みんなそれぞれ1つずつ
チョコレートを送ることになって――

ちょっぴり緊張したけれど。

こういうのも、ちょっと幸せです。

こうして今――お兄ちゃんが
ユキだけを見ていてくれるから♥

でも、本当はね――ユキ、
お兄ちゃんのことを
思ってるユキの気持ちは
こんなチョコレートぐらいじゃ、
表しきれないような気がします。

だって――

チョコレートって、
温かくなったら溶けてしまうし、
どうしたって――
食べたら消えてしまう
ものだもの。

そんな儚い頼りのないもの
なんかじゃなくて――

ユキの気持ちは――

ユキの気持ちは――もっと――

……

お兄ちゃん、ユキは
本当にお兄ちゃんが大好きです♥

いつもいつも想っているの。

お兄ちゃんがいてくれるから――
お兄ちゃんの笑顔がいつも
ユキに元気をくれるから――

ユキはいつも――
しあわせしあわせ♥

お兄ちゃんの他には
もうなんにもいらないの。

姉妹みんなで幸せに暮らせるのは――
お兄ちゃんのおかげです。

だから――その上、
お兄ちゃんのお嫁さんになりたいなんて、
そんな――欲張りなことは
ユキは言えないです。

ただ――お兄ちゃんに
ユキのこの気持ちが
伝わったら、うれしいな。

ずっとずっと、お兄ちゃんと一緒にいられますように♥

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page: post-587.html
名前: mari
2010年2月14日 (日)
14:30 プロポーズなんて。

プロポーズなんて――

クスクス♥

そんなもの。

私達の愛の前には――
何の意味もなくってよ?

だって――覚えてないの?

いやね、フェルゼンたら――。

忘れっぽいんだから♥

ねぇ、ほら思い出して?
私の最愛の人――

それはもちろん――
はるかな前世で
2人が出会ったあの時から。

私達の愛はいつだって
結ばれるのを
“許されない”もの
だったじゃないの――♥ ♥

ああ、ロマンティック!

ね。

だから結局私達――
今回もこうして、
絶対に許されることのない
“きょうだい”として生まれてきたのよ。

ああ、なんてヒニクなこの運命――

……

なんちゃって♥

まあ、マリーはそんなこと
全然気にしてないわ!

だって――マリーは女王よ?
この世にマリーを阻むオキテなんて
存在していいはずがないんだから!

いいこと?
私の愛しいフェルゼン――

今回の人生こそは、ちゃーんと
結ばれるのよ、私達♥
世間の常識なんて関係ないわ!

だから私がもう少し大きくなるまで、
誰にもユーワクされずに
ちゃんと待ってて。

あと10年くらいがたって――
私が姉妹で1番の美女になるまで。

お約束のしるしに――
接吻してもよくってよ?

はい――♥

手の甲はいつもお手入れしているの。

いい子ね♥


page: post-588.html
名前: sakura
2010年2月14日 (日)
15:30 おやつの時間

さくらはチョコレートを食べると
おててが汚れちゃうの。

あと、お顔も。

どうして――

チョコレートっておててや
お顔をよごしてしまうの?

お姉ちゃんたちはみんな全然
きれいなままなのに――

さくらだけ。

くすん――。

きっと、さくら――
チョコレートさんに嫌われてるんだ。

だから、チョコレートさんは
きっとさくらを汚しちゃうの。

さくらがびっくりして、
あっちこっち拭けばふくほど――

おからだ――

チョコだらけ。

うわぁ~~~ん!

今日ね、本当は――

お兄ちゃんに、大好き大好きの気持ち
プレゼントする日だから――

お気に入りのワンピース
着せてもらったの。

くまちゃんのもようのついた
エプロンのワンピース。

なのに、おやつのチョコで
汚れちゃって――
お着替えになっちゃった……

いつのまにか、パンツまで
チョコで――

ぐすんぐすんぐすん。

さくらはバレンタインって
ちょっぴりこわい。

幼稚園の男の子たちも、
さくらのチョコを取ろうとするし――。

お兄ちゃん――さくら、
こんなにチョコだらけじゃあ、
お風呂に入らなくちゃいけない?

でも、さくら1人じゃあ――
お風呂に入れないの――

うわぁああああん!


page: post-589.html
名前: hubuki
2010年2月14日 (日)
16:00 只今入浴中

バスルームの方から、
かすかな水音が伝わってきます。

やわらかな熱いシャワーの音と、
さくらがはしゃいで笑う声。

楽しそうですね。

さくらが――
おやつの時間に粗相をして――

キミとバスルームに
行ってしまったので。

今、私の目の前に――
キミはいません。

ようやく――

私の番がきたのですが。

残念ですね。

フフフ――♥

でも、こうして――
キミの気配を家の中に感じながら、
キミへの私信をしたためるのは
なかなか――楽しいものです。

海晴姉がおもしろがって――
今年のバレンタインは個人戦よ、と
言い出したときには、いったい
どうなることかと思いましたが――

意外と皆、いつも通りです。

ああ――
今気がつきました。

もしかしたら、
私の姉妹達はいつも――
愛情表現が大変豊かなのですね。

プロポーズコンテストを開催しても――
ふだんとそれほど変わらないほどに。

フフフ――不思議な人たちです。

では――

この家族の掟として。
家族のイベントに参加しないことは
許されないので。

私も、ここでキミにプロポーズを
させていただきましょう。

最近――気づいたことなのですが。

確率の問題から考えると――
私とキミが100%の兄妹である可能性は――

――ほぼゼロに等しい値です。

もし本当に兄妹でないならば――
私のキミに向けられたこの気持ちの正体は――

一体何なのでしょうか?

私はキミの遺伝子を残す器に
なることができるのでしょうか――

ぜひ将来、この謎を――
一緒に解いてみたい。

……

ああ――今頃になって、
少し体温が上がってきた気がします。

目の前にキミがいなくて良かった――

 


page: post-590.html
名前: seika
2010年2月14日 (日)
17:00 お兄ちゃん様

星花は――
お兄ちゃんと――

結婚――とか、そんな。

……え、えへへへへへ♥

そんな大それたコトは
考えられないです!

だってだって――

お兄ちゃんはお兄ちゃんで、
星花の心の御主君様で――

星花よりもずっとずっと
上の存在っていうか――

星花は誠心誠意、全身全霊で
お仕えするのがお役目で――

ダンナ様っていうのは、
なんかちょっとチガウような
気がするんです――

星花って、どこか
ヘンでしょうか?

でも、でもでも――

星花は思うんです。

三国志を見ていても
男と女の絆って――
意外と薄い気が――

……

それだったら、星花は
やっぱり、関羽様と張飛様と
劉備様が交わした――
あの名高い桃園の誓いのように。

いついつまでも一心同体、
生きるのも死ぬのも一緒の――

兄妹でいたい♥

恋人や夫婦には“お別れ”
しちゃうときもあるけれど。

星花はこの先、たとえどんなことが
あったとしても――
ずっとずっと、お兄ちゃんのそばに
いたいもん!

もしずっとずっと未来に――
お兄ちゃんが天国に行くときが来たら――

その時は絶対に。

星花がその1番そばにいたい――

お兄ちゃん。

星花はお兄ちゃんのおそばにいられるように。
役に立てる妹になれるように――

もっともっとがんばります!

お兄ちゃん、大好きです♥

ハッピー・バレンタイン♪

えへへへへ――♥

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page: post-591.html
名前: ulala
2010年2月14日 (日)
18:00 ただいま。

ただいま。

……

は?

べつに。

何も。
あなたに特別に言うことなんかないわよ?

今、帰ってきたばっかりだし。

海晴姉様と春風姉様は
なにか――

寝言を言ってたみたいだけど。

アレは寝言だし。

あなたも気にしない方が良いわ。

毎年、この時期にかかる病気なの。

春風姉様なんて頭の中はいつも花盛りだし。
我が家はちょっと木の芽時がズレてるのね。

かわいそうに――。

……

ねぇ、ちょっとどいてくれない?

まだマフラーも外してないの、私。
早く手を洗わなくちゃあ――

まだ一応私が最後じゃないみたいだし。

……

ああ――今年も家の中が
チョコの匂いでいっぱいね――

匂いを嗅いだだけで――
もう、たくさんっていう
気分になりそう。

――あ。

だから、はい、これ。
あげる。

私はいらないから。

チョコ――

……

――キャラメル。

私、好きとか嫌いとか、
あんまり――面と向かって
人に言うモノじゃないと思うわ。

それにだいたい昨日は
京王のヘッドマークつき6000系を
見に行ったのに、結局ダメになって――

ちょっと機嫌が悪いの。


page: post-592.html
名前: ssmr
2010年2月14日 (日)
18:30 ラブ ラブ ラブ

チャオ~♥

オニーチャンっ♥

やぁっと、リカの番ですよぉ~♥ ♥ ♥

クフフフフ――♥

もう、なかなかリカが
出てこないから――
リカに会いたくて会いたくて
困っちゃってたでショ?

でも、今年は――

ほら。

みんなで別々に
チョコわたすことに
なったでショ?

だから、リカも1人で
一生懸命チョコ作ってたら――

……

こーんな時間になっちゃっテ。

テヘヘ――☆

リカ、お料理とか、
あんまし、得意じゃないんだよね……

だいたい、チョコなんて――
ただとかしてカタメルだけじゃん、
ラクショー!! って思ってたら――

なんか、温度チョウセツとか――
いろいろアルらしくって。

ホラ、いつもは蛍おねーちゃん達が
用意してくれたチョコのモトを
好きな形に作るだけだったから――

こんなタイヘンって知らなかったんだモン!

いちいち温度計って、
上げたり下げたり上げたり――

そんなの――
意味ないジャンねぇ?

なんでドッカーンと
1回で溶かして固めたらダメなのか、
リカはちっともわかんないんだけど――

春風おねーちゃんに怒られるし。

ヤケドはするし。

なんだか、今年はリカはけっこう
本気で――

がんばりバレンタインです♥

だから、オニーチャンッ!

このリカの生まれて初めての
本当に完全に、パーフェクトに
ハンドメイドのチョコレートを――

大好きなオニーチャンに捧げマス☆♥♪

受け取って、オニーチャン!

これを受け取ったからには――
リカとケッコンしなくちゃイケナイんダヨ?

だってだってホラ見て――
リカのチョコはリング型の結婚指輪!

付いてるストーンは
なんと10カラットはありそうな――
ジェリービーンズ!

ワァオ、ゴージャスッ☆

あ、でも、もうこれからご飯だから――
食べるのは後にしてネ?

リカ、ホントはそれを言いに来たンダ、
エヘヘ――

それにしても――
ヒカルおねーちゃん、どこいっちゃったんだろ?

さっきから探してるんだケド――

オニーチャン、知らない?


page: post-593.html
名前: asahi
2010年2月14日 (日)
19:30 うまうま
うまうま♥
まんま――
にゃーにゃ!
うまうま♥

ばっばばぼ――!!!!!
――うんばっ!
ばば♥


page: post-594.html
名前: mizore
2010年2月14日 (日)
20:30 加速膨張

この世にたった2つだけ。

あんこと、
チョコレートの――

深い艶のある暗色はまるで――

――宇宙の色。

この加速し続ける神秘の宇宙を
体現するような――

深い奥行きのある――味と香り。

私はチョコレートはけっこう好きだ。

さらに一応言っておくと、
特にダークトリュフが好みだ。
なるべくシンプルなヤツ。

だから今年は――

なかなか良きバレンタインだと思う。

それぞれにチョコレートを
用意するということになった
おかげで――

おこぼれがいっぱい
出たからな。

トリュフは作るのが簡単だから
立夏を始め、小学生達はみな
だいたいトリュフだったし――

フフフ――。

だいたい――大人数の我が家では、
みなモノを多め多めに作るクセがあるんだ。

今日の夕食のメニューの、
あの蛍と春風にしてついに、
初めての試みであるというところの
チョコレートファウンテンだって――
たらいにいっぱいあったからな。

ちゃんといっぱい食べたか?

もの無駄にするのは
いけないことだぞ――うん。

それにしても――
少し胸焼けがするな。

今年はヒカルの持って帰ってくる
後輩チョコがない分
余裕があると思っていたのだが――。

そういえばヒカルはどこにいったのだ?

こんなにチョコレートを
食べていては――
私もこの宇宙のように
加速膨張してしまうかもしれない。

まるで風船のように――
ふくふくと。

もし私が太ってしまっても――
オマエは変わらずに
私を姉として愛することができるか?

私は――もしオマエがまるで
関取のように太っていても。

今と全く変わらずに、
オマエを愛することができるぞ?

だいたい――この宇宙と比べれば
人間の体重の増減など、
あまりにも小さいことだ。

それに私は――意外と
ぽっちゃりも好きなんだ♥

オマエが太ったら――
その段腹を持ち上げて
隙間を洗ってやるだろう。

安心して――肥え太るがよい。

嫁の来手がなくとも――

望むところだ♥ ♥

フフ――

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page: post-595.html
名前: hotaru
2010年2月14日 (日)
21:00 終わった

あ~あ~♥

ようやくキッチンの
後片付けも済んで。

今年もついに――

終わっちゃいましたね!

1年に1度のお楽しみの、
バレンタインディナー。

今年のチョコレートファウンテンは
いかがでしたか?

ホタね――あとの候補の、
チョコレート餃子と、
チョコレートスープスパゲティと、
チョコレートグラタンとで、

もうすっごくすっごく――

悩んだんですけど。

春風ちゃんが目をキラキラ輝かせて
「もう乙女は絶対ファウンテン!!」
っていうので――それに決まりました♥

ちょっと普通すぎて――
つまらなくなかったですか?

コスプレもお料理も♥

ホタは、特別な日には
サプライズが大事だと思うんです。

でもチョコファウンテンは
見た目が十分派手だから――
大丈夫かなって蛍も思って♥

それに、霙お姉ちゃんが最後まで
くっついてチョコレートを
すくってくれてましたけど――
やっぱりそれでも残りは出たので、

明日はあっさりチョコスープスパって
いうのもアリだと思います!

結局間に合わなかった
ヒカルお姉ちゃんにも
食べてもらえるし――。

ウフフフフッ――♥

なんだかこうして――

お兄ちゃんのためのメニューを
日々考えていると。

なんだかもう――

ホタはお兄ちゃんのお嫁さんに
なっちゃったような気が
するときがあります♥

なんて――やっぱりちょっぴり
図々しいかな――エヘヘ♥

でも、お兄ちゃんは――

お兄ちゃんは――
そんなホタのこと――

嫌い?

それとも――

ちょっとは――

ホタ、ちょっとは――

期待しても、いい――

のでしょうか♥

小さい頃からホタの夢は
ずっとずっと――

大好きな人のお嫁さんになって
たくさん御世話をして上げること。

ホタの作ったモノを世界で1番
美味しそうに食べてくれるのは
お兄ちゃんです♥

ホタはお兄ちゃんのお嫁さんには
なれないのかもしれないけど、
お嫁さん代わり――には

なれるでしょうか♥ ♥ ♥

 


page: post-596.html
名前: haruka
2010年2月14日 (日)
22:00 嗅いでみて

ハッピー・バレンタイン♥

世界でたった1人だけ――

私の大切な大切な王子様♥ ♥ ♥

今日はもう妹たちがみんな
とっても盛り上がっていて――

なかなか2人きりに
なれなかったんですけれど――

よ・う・や・く――

2人っきりになれましたね♥

春風が思っていたのと同じように――
王子様も春風と2人っきりに
なれないのを歯がゆくもどかしく――

思っていてくれました?

ウフフッ――♥ ♥ ♥

春風はもう――

朝から、今夜のことを
考えようとしただけで

胸がどきどきして
息が苦しくなって
頭がポウッとして
顔が赤くなって――

きゅぅぅううううん♥ ♥ ♥ ♥ ♥

……

死にそうでした♥

そうだ!
ね、王子様――

春風今ちょうど――
お風呂から上がってきた
ところで――

ね、ちょっとだけ――
近づいてみて?

春風の首筋――ほら♥

ほらほらほら♥ ♥

なにか香ってきませんか?

ほんのり――きゅんと。
甘~い香り♥

今日は特別、バレンタインの
チョコレート風呂なんです!

カカオには美白や保湿、デトックス成分が
あってエステなんかでも使われてるんですって。

春風――あなたのために――
全部、すっかり――

キレイになって来ました♥

全部――アナタのものです。

どうか、遠慮なんてそんな
距離を置くようなコトしないで――

抱きしめて――

今日は決めてたの。

あなたに春風の全てを――

絶対に絶対に受け取ってもらうって――

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名前: hikaru
2010年2月14日 (日)
22:10 うわあっ!!!

うわあああああああっ!!!!

ご、ごめん――

そんなことになってるとは
ちっとも知らなくて――

本当にゴメン、
見なかったことに――

なんて無理か、やっぱり。

……

う、うん。

今帰ってきたんだ……。

遅くなっちゃって――。

海晴姉には連絡したんだけど。

で、でも――とにかく、

ご、ごごごごご―――

ごめんっ!!!

邪魔しちゃって!!!

……

でも――

勉強になったよ。

プロポーズって――

……

そういう風にするんだ、な――

ごめん。

もう行くから、
気にしないで、
続きやって。

私――

今日はちょっと
急に――
プロポーズコンテスト
とか言われて
焦っちゃって――

どうしていいか
わからなくて――

……

とにかくごめん。

安いので申し訳ないけど、
これだけ――渡しとく。

1番、好きなんだ。
チロルチョコ――

今日は一晩。

考えてみるよ――


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名前: miharu
2010年2月14日 (日)
23:00 プロポーズ大作戦

ウフフフフッ♥

聞いちゃった♥

ヒカルちゃんの――
叫び声。

やったじゃない!

あのヒカルちゃんを
こんなに目覚めさせるなんて――

さっすが私のかわいいオトウト♥

っていうよりも――

これは、かわいい妹の
春風ちゃんのお手柄かしら?

フフフフフ――♥

ヒカルちゃんたらね、

金曜日の日記――あれ、一応
本気で誘ってたみたいよ?

ホント、わかりにくい子よね?

好きなくせに――素直じゃないんだから。

あ、それとも――

いつでも直球勝負のできる
春風ちゃんや立夏ちゃんや
夕凪ちゃんや星花ちゃんや――
みんなと比べて考えると――

もしかしたらヒカルちゃんが――

本当は1番素直にキミのことを
好きなのかも知れないわね――

きっとヒカルちゃん――

本当にプロポーズなんて
どうしていいかわからない
っていう気持ちと――

バレンタインデーを
キミと2人で過ごしたい気持ちとが
まざっちゃってこんな風に――

……

ウフフフフッ♥

でも、そんなのダメ、ダメ♪ よね?

女の子なんだもの。
自分の気持ちくらいハッキリ見定めて――

思い切り勇ましく!
本気でアタックしなきゃあ――

なんていったって、1年に1回きりの
バレンタインデーなんだもの♥

と、いうわけで♥

今年のバレンタインは――
これで終了!

みんなからのラブ♥
たっぷり満喫――できた?

で、ここからは――
私からのプロポーズ。

私は――キミとの出会いを
本当に運命だと思ってる。

女の子ばっかりの私達に――
たくさんの幸せと愛情と、
ときめきをくれたキミ――

こうして年月を重ねていくゴトに
感じる――かけがえのない家族の愛。

ちっちゃい子もたくさんいる
私達の家だから――

なんだかたまに、みんなの
お父さんとお母さんになったような
気がするときもあるけれど――

こんな日は。

それを現実に変えてみるのも
悪くないって――
思ったりもするの。

キミは――年上は嫌い?

私は――好きよ♥

キミのことが。

ただ、幸いなのはキミが誰を選んでも――
私達が家族なのは変わらないって言うこと。

だから――

キミからのプロポーズも――
いつか、私達に聞かせてね?

愛してるわ♥

おやすみなさい――