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名前: mari
2010年6月11日 (金)

幼稚園のお友達が――

この週末。

田植えに行ったんですって。

ああ――

平民はタイヘンよね?

せっかくの休日なのに、
自分からわざわざ
どろんこの田んぼに行って
ひと苦労してくるなんて。

ほーんと!
苦労好きなんだから。

……

ホントは私も誘われて――

……

そりゃあ、私だって
砂場のドロ遊びは
子どもっぽいから、
もうそんなにしないけど――

もとはすごく嫌い――
っていうわけじゃないし。

ほんのちょっと――
ホントにホントに
ほんのちょっぴりだけは――

行ってみたいかな、って
思ったんだけど――

断ったの。

休日は愛人と
過ごすことに
なってるからって。

ウフフッ♥

嬉しい?

やぁね、フェルゼンたら♥ ♥ ♥

だいたい――
田植えなんてしたら
ドレスが泥だらけに
なってしまうじゃないの。

貴婦人には全然向かない趣味だわ!

でも――それで、
帰ってきたお友達が
とってもイイものを
ゲットしてきたって言って――

おみやげをもらったの。

それが――

……

おたまじゃくし。

真っ黒くてちっちゃな
だんごみたいなおたまじゃくし。

青空が大喜びで突ついてるわ。

死なないうちになんとかしてよ、
フェルゼン――

私、ヌルヌルは苦手。

ちっちゃくて――もう足が
出かけてるらしいの。

あ、もちろん――
その友達っていうのは、

バカ男子よ♥