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名前: hubuki
2011年5月 6日 (金)
リップ・ヴァン・ウィンクル

帰京まで――
あと2日です。

昨日から冷え込んできた
空もようは今日も1日、
曇りがちで――

私にはなかなか
過ごしやすい気温と
なりました。

いたって穏やかな――

連休です。

ここ大磯では――

なんだかゆっくりと時間が
流れていくような気がする、
と、海晴姉や蛍姉などが
よく言っていますが――

それは事実なのでしょうか?

もちろん――

アインシュタインの
相対性理論をもち出すまでもなく――
時間の速さというものは
この地上では常に――
一定のハズのはずですが。

もしかすると。

この大磯という地は――

突発的に発生した
重力ポテンシャルの
異なる予言された異次元――
あるいは、そう呼ぶべき
ミンコフスキー空間――

なのかも知れませんね。

ここでは人知れず、まるで
ブラックホールの中のように
時の流れが遅くなっていて――

……

フフ――♥

これは――冗談です。

もしそうだとすれば、
きっと霙姉の呪いでしょう。

霙姉のあの限りなく怠惰な
休日の過ごし方が――

霙姉の大好きなブラックホールを
呼んでしまったのかも知れません。

フフフ――

楽しい休日ですね。

 

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