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名前: hubuki
2011年8月 1日 (月)
カウント

じゃんけんの手は
全部で3種類。

グーとパーとチョキ、
石と紙とはさみです。

英語では――
「ロック、ペイパー、
シザーズ、ゴー!」
というのだと――

この前、学校の英語のクラスで
デリック先生に習いました。

日本語とまるで
同じなので驚きましたが――
案外起源が近いのかも知れません。

さて。

ここに20人の
人間がいて――
じゃんけんをした場合、
そのうちの誰か――
特定の1人が、

勝者となる確率は――

3/3^20=
1/3^19、ですね。

これが――夕凪姉の夢の確率。

いやマホウの確率と
言うべきでしょうか。

実際はあえなく敗れ去って
しまったわけですが――。

夕凪姉は私にその確率を計算させて、
負けたのも仕方ないと大いに嘆いて
いましたが――

しかし、我が家の場合、
実際は全員が一度に
戦うのではなく――

2人1組の勝ち抜き方式で
戦うので――

実際の勝者になる確率は
単純に20分の1ですね。

確率5%。

非常にシンプルな美しい数字です。

なので、意外と
勝てそうに思えますが――

しかし。

残念なことに――

ジャンケンという勝負事は
くじ引きや宝くじのように
完全に確率に支配されて
いるのではなく――

実際は各人の読みや反応
ブラフなどに左右される心理戦です。

その技術次第では
勝つ確率はかなり
上がっていき――

同時に技術が低ければ
負ける確率も上がっていく――

初戦で夕凪姉が負ける確率は
もちろん正しく50%のはずでしたが――

相手が氷柱姉に決まった
という時点で、もうほとんど
勝率は20%くらいに
下がっていたのかもしれません。

ですから――
そういう意味でも。

今回の夏休みの旅行先決定権争奪
ジャンケン大会に――

結局、あの麗姉が勝利したのは、
大変驚くべきことでした。

きっと夕凪姉の言うとおり――
鉄道の神が付いていたのかもしれませんね。

フフフ――