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名前: mituki
2012年1月13日 (金)
壺中天

昨日もまた――

少し大きな
なゐふるがあった。

こわきことじゃ――

このひのもとのくにが
われて裂けるかと思うた
あの日から――

10の月が遠ざかり――

わらわたちもずいぶんと
細かな地震いには――

慣れてきたと思うて
いたところだったが。

そんなことに――

やはり慣れては
ならぬのじゃ、と――

思わせるばかりの
地揺れであったの。

わらわたちはみな――

地揺れがあると
つくえのしたに
隠れるべし
と教わっておるが――

兄じゃもちゃーんと
おかくれ、したか?

昨日の昼間のわらわたちは――
幼稚園で遭うたので――

ちゃーんと!

幼稚園の机の下に
かくれたぞ♥

4人で1つのおつくえじゃから――

けっこうなぎゅうぎゅう満員じゃ!

あたまもおしりも
向きもかまわずに
みんなぎゅうぎゅうに
つまってしまって――

クフフ♥

思わずわらって
しまったりするがの――

でもそこはやっぱり――

うっかり――
おしりがはみだしたり
していてはまずいからの、

みんなで――しっかり

はみ出している子がおれば
おしこんできちんとみんなで
かくれんぼうさんをして、
先生にほめられるのじゃ!!

えらいのぅ♥♥

我が家でも――
なゐふるの時は、
みな一目散に――

コタツの中へと隠れるぞ!

我が家では――
青空や虹子や――

もっと小さきものたちも
いるので――

余計にみっしり!
ぎゅうぎゅう満員じゃ!!

おまけにおコタの中は
まるで一足早く春の佐保姫が
訪れたかのように――

あったかくてぬっくぬくで♥

あんまり気持ちがよいので
地揺れが収まっても――
みななかなか出てこないで
遊んでしまったりするのじゃ。

今度は――兄じゃもしっかり
おコタの中に隠れるとよいぞ♥

みんなでぎゅう詰まって――

姉じゃにほめられるのじゃ☆