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名前: hubuki
2012年2月 1日 (水)
20

最近、学校の算数では――

「4桁の数」
というところを
習っています。

たとえば、

六千八百二十八は――

数字で書くと
どうなるでしょう?

――とか。

1000が8個、
100が5個
1が9個で――

いくつになるでしょう?

とか――

そういった問題です。

キミはもちろん
間違いなく――
できますか?

フフ。

もちろん少し――

私には簡単すぎますが♥

それでも――

暖房の効いた
少し暑すぎるくらいの
教室の中で――

ゆっくりと――

こうしてようやく4桁まで来た
並んでいるこの数たちのことを
眺めていると――

なんだか楽しくなります。

私たちは――

こうして2年生で
このような数を習います。

世の中に1万円札が
あることは――

マリーでも知って
いますから――

少し遅すぎるくらいに――
感じますが、

でも貨幣や物流の
なかった頃の――
大昔の人々などは、
大人になっても

このような数を
果たして――
意識して生きて
いたのでしょうか?

だとすれば――

それはいったい何の数を
表していたのでしょう。

地面を這うアリの群れの数?
収穫した穀物の粒の数?

それとも――

夜空に輝く無数の
星の光の数?

きっと今とは星座の
見え方も違っていたはず。

また、この4桁の数字は――
10進法で表されていますが、

古代から他にも
5進法6進法12進法20進法――

多くの命数法が存在しました。

そのほとんどは人間の
手や足の指の数にもとづいた――
非常に身体的な命数法です。

そして現代は――
2進法の支配する時代。

私は潔くクリアーな
2進法を大変好きですが――

ふと、思いました。

私たち家族が――
もし命数法の基準となれば
やはりその底数は20、
になるのでしょうか?

20を基準として――
1姉妹、2姉妹??

なにか――楽しいですね♥

そんな――冬の日の
算数の時間でした。